百代の過客

旅行記とか日々を気ままに書いていく予定です

見る、食べる、遊ぶ、山梨。

どうも、へたりあです。

知人と3人で山梨旅行へ行ってきました。

筆者にしては珍しく車で。

…といっても筆者ともう一人はペーパードライバーなので、運転は一番年長の方に任せっきり(本当ありがとうございます)。

 

まずは山梨名物・吉田うどんで腹ごしらえ。

韮崎にある「さくら」さん。TVでも紹介される有名店らしい。

季節限定の「とろ玉鴨だしつけ汁うどん」。

噂には聞いていたけど麺のコシが強い。

讃岐うどんより麺は太くないけど、そのせいか余計にコシを感じた。

味は勿論、めちゃくちゃ美味しかった。

 

一行は北杜市にあるサントリーの白州工場へ。

サントリーの工場から八ヶ岳を臨む。

そもそも今回の旅の発端は、「白州の工場見学に行かないか」という知人のお誘いがきっかけだった。

筆者も知らなかったのだが、ウイスキー「白州」の蒸留所と、ミネラルウォーターの「南アルプスの天然水」の工場は同じ敷地にある。

今回残念ながら「白州」の見学は埋まっていたが、「南アルプスの天然水」は予約が取れたらしく、見学させてもらった。

尚、見学料は無料だって。

あのペットボトルラベルのクソデカバージョン。

ガイドさんからは「なぜ白州に工場ができたのか」「南アルプスの天然水はどこから流れてくるのか」「サントリーがどのように環境保全に取り組んでいるか」などの話を、イラストなどを使いながら分かりやすく解説してくれた。

個人的には「天然水の工場が日本のどこにあるのか」「天然水のロゴを書いた書家は誰か」といった話が気になった。

当日はペットボトルにラベルを貼って箱詰めする工程を見学できた。

これが2Lペットボトルの基。名前があったんだけど忘れてしまった…

見学ツアーの参加者には「南アルプスの天然水」「濃厚ヨーグリーナ」を1本ずつお土産としてくれた。

見学後に改めて天然水を飲むと、「ここまで20年もかかったのかぁ」と感慨深い。

ツアー終了後はウイスキー博物館を見学し、お土産を買った。

 

次に一行は20分ほど車を走らせ、中村キース・ヘリング美術館へ。

小淵沢の別荘地帯に位置する美術館。

キース・ヘリングといえば、『サブウェイ・ドローイング』に代表される現代アートの巨匠だ。

クイズを始めてから名前を知ったが、検索して絵をみたら「この絵の人か!」となった記憶がある。

その人の作品を集めた美術館が山梨にあるとは。

イラストだけなら見たことある人も多そう。

現代アートとは何か」を、まざまざと見せつけられた気がする。

 

お次は景勝地の昇仙峡へ。

夕方となりロープウェイの時間がギリギリだったが、運転者が(安全運転に則って)飛ばしてくれたお陰で登ることができた。

道中では車窓から名物の奇岩群を眺めた。

ロープウェイは乗り場も含めて「ザ・昭和の観光地」という感じ。

ロープウェイからの景色。

ロープウェイを降りると、頂上からは富士山や甲府盆地を見ることができた。

天気と運転者に感謝しないと。

山頂の駅前から富士山を臨む。

ロープウェイで下りてきた一行は昇仙峡の見所の一つ、仙娥滝(せんがたき)へ。

昇仙峡は「山梨水晶発祥の地」だって。

仙娥滝。

すっかり日も落ちてしまった。

途中名物のほうとうで夕飯を取り、一行は最後の目的地へ。

ほうとう蔵 歩成」さんの「黄金ほうとう(豚肉)」。美味い。

 

たどり着いたのはほったらかし温泉

度々TVで紹介され、最近だと『ゆるキャン△』にも登場した(らしい)有名な温泉だ。

ただ、結構山の上にあるのでアクセスは車かバイクじゃないと厳しい。

こういう機会じゃないと訪れることがなかったので、大変ありがたい。

筆者が入ったのは左側の「あっちの湯」。

広大な露天風呂からは、眼下に広がる甲府盆地の夜景を眺めることができた。

甲府盆地の夜景といえば、「笛吹川フルーツ公園」から眺める夜景が、奈良の「若草山」、北九州の「皿倉山」とともに「新日本三大夜景」認定された。

その「笛吹川フルーツ公園」というのが、実はほったらかし温泉から程近いところにある。

つまり、「ほぼ日本三大夜景」を眺められる温泉というわけだ。

しかもお湯はぬるめだから長湯しやすい。

お陰で20~30分ぐらいあっという間に入っていられた。

そのせいで第2.5回新人王のエントリー漏れという大ポカをしでかしてしまったが。

ほったらかし温泉から眺める甲府盆地の夜景(手前の建物が脱衣所)。

これが正真正銘、「新日本三大夜景」@笛吹川フルーツ公園

最後も最寄り駅まで送ってもらった。

誘ってもらった上、運転まで任せっぱなしだった発起人には頭が上がらない。

もう一人の同行者とも、色々話せて楽しかったな。

実家の車で運転の練習しようかな…

白州を南アルプスの天然水で割る、「白州スペシャル(勝手に命名)」。

それではまた。